DTF転写シートの入稿データ作成|背景透過・解像度・線幅の確認表
DTF 入稿データで調べている事業者の方へ。
DTFの入稿データは、見た目が完成していても「背景」「最終サイズ」「解像度」「線幅」「文字」を印刷用に確認する必要があります。OUT NUMBERでは基本的に入稿データをそのまま出力するため、修正前提ではなく、出力結果を予測できる状態に整えることが重要です。

この記事の数値や条件は、OUT NUMBERの現行BtoB案内またはリンク先メーカー資料に基づく目安です。シート・素材・機械で変わるため、本番前は供給元指定と端材テストを優先してください。
DTF 入稿データの条件をLINEで相談するDTF入稿データの5項目チェック表

| 項目 | 確認方法 | よくある失敗 |
|---|---|---|
| 仕上がりサイズ | mmでW×Hを指定 | 透明余白を含めて測る |
| 背景 | 市松・濃色背景で見る | 白い四角まで印刷される |
| 解像度 | 最終サイズで100%表示 | SNS保存画像を拡大 |
| 線・文字 | 細部を実寸で確認 | 途切れ、穴つぶれ |
| 色・白 | 白部分を明示 | 白を透明と誤認 |
OUT NUMBERの目安では線幅0.3mm以上はほぼ印刷され、0.5mm以上はより安定、0.1mm程度は出ない可能性が高いと案内しています。これは万能保証ではなく、色・形・素材・仕上がりサイズでも変わるため、重要な細線は試作します。
背景透過・解像度・細線を実寸で確認

背景透過
PNGの透明部分は市松模様で確認し、さらに黒や赤の背景レイヤーを一時的に置いて白フチを探します。確認背景を残して入稿する場合はデザインとレイヤーを分け、「背景」と明記します。
解像度
dpiだけで良否を決めず、最終印刷寸法に対して元画像のピクセルが足りるかを確認します。小さい画像に高いdpi値を書き込んでも細部は増えません。輪郭、細文字、写真の顔を最終サイズで見ます。
白いデザイン
白インク部分を消さず、白のまま渡します。白画面で見えない場合は確認用の背景を別レイヤーに置きます。半透明やぼかしは白版との重なり方で見え方が変わるため、使用可否を先に相談します。
文字と権利
編集可能データでは文字のアウトライン化またはフォント情報を確認します。ロゴ・キャラクター・写真は発注者側で使用権を確認し、第三者の権利物を無断使用しません。
入稿ファイルの渡し方とFAQ

- 編集用の元データを保管する
- 入稿用ファイル名に案件名・サイズ・版番号を入れる
- W×H、枚数、白の有無を発注表にも書く
- 圧縮転送で劣化しない方法を使う
- 最終書き出しファイルを再度開いて確認する
Illustratorがなくても入稿できますか?
画像形式でも相談できます。仕上がり寸法と元画像を伝え、どこまで確認・修正が含まれるかを外注先と合意してください。
白背景は自動で消してもらえますか?
自動削除を前提にしないでください。白いデザインまで消える可能性があります。背景不要なら透過済みデータを用意します。
色は画面どおりになりますか?
モニターと印刷物は発色方式が異なり、完全一致は保証できません。ブランド色など重要な色は、カラーサンプルや現物試作で許容範囲を確認します。
OUT NUMBERが公開している線幅の確認結果
現行BtoB入稿ガイドでは、0.3mm以上はほぼ印刷され、0.5mm以上はより安定、0.1mm程度は印刷されない可能性が高いと案内しています。これはOUT NUMBERの受付基準として公開された一次情報であり、全DTF機・全色・全素材の保証値ではありません。
| 線幅 | 公開している確認結果 | 入稿判断 |
|---|---|---|
| 0.1mm程度 | 印刷されない可能性が高い | 太くするか試験 |
| 0.3mm以上 | ほぼ印刷される目安 | 重要線は実寸確認 |
| 0.5mm以上 | より安定する目安 | 小文字・抜きも併せて確認 |
競合条件は一致しません。オリジンは最小1mm程度、京都ステッカーは透過PNG・300dpi以上を推奨しています。機械・RIP・白版・データ処理が異なるため、他社値をOUT NUMBERの保証へ読み替えないでください。
良否を比べるコピー用入稿表
| 項目 | 入稿前記入 | 確認結果 |
|---|---|---|
| 絵柄外寸 | W__×H__mm | 透明余白を除いた/含む |
| 元画像 | __×__px | 最終サイズ100%で輪郭確認 |
| 背景 | 透明/印刷する白 | 濃色背景でも白フチ確認 |
| 最小線・抜き | __mm | 0.1/0.3/0.5mm基準と照合 |
| 文字 | アウトライン済/画像 | 欠落・置換なし |
| 色 | 重要色と許容範囲 | サンプル要/不要 |
| ファイル | 案件_実寸_v番号 | 旧版を除外 |
この表はそのままコピーして案件台帳に使えます。解像度はdpi値だけでなく、最終寸法に対する元ピクセルと100%表示で判断します。
公開済みの色確認工程
OUT NUMBERの色合わせ公開記事では、重要色についてCMYK比率を変えた4〜8種類のパターンを実出力して選ぶ校正工程を紹介しています。これは「画面色を自動で完全再現する」のではなく、現物候補を比較して認識差を小さくする工程です。BtoBページにもA3カラーサンプル3枚と、青みや追加発注時の色差に関する注意を公開しています。
証拠の範囲:0.1/0.3/0.5mmの顕微写真や全データの合否画像は公開されていません。したがって本記事は公開基準を超える再現保証をせず、重要な細線は試験対象とします。
白いデザインは白のまま入稿し、確認用背景を置く場合はデザインと別レイヤーにして「背景」と命名する運用もBtoBページで公開しています。背景削除を外注先任せにせず、印刷する白と透明部分を発注者・出力者の双方が同じデータで確認します。
旧版誤入稿を防ぐファイル構成
入稿フォルダには「編集用元データ」「出力用データ」「確認用画像」「発注表」を分け、出力対象は一つに限定します。ファイル名は「案件ID_絵柄名_WxH_v03」のように実寸と版番号を含め、修正前ファイルへ「最終」「最新版」といった相対語だけを付けません。
OUT NUMBERが公開している「基本的にデータをそのまま印刷する」という受付方針では、正しい版を選ぶ責任が特に重要です。発注表の版番号、ファイル名、画像内の内容を送信前に照合し、再注文時は前回データを使うのか、新版へ差し替えるのかを備考で明示します。背景確認用レイヤーは出力対象から外すことも表に残します。
参考にした一次・公式情報
- OUT NUMBER BtoB DTF転写シート出力代行(価格区分・入稿・圧着・再注文)
- ローランド ディー.ジー. DTFプリンター公式情報(白インク・安定稼働)
OUT NUMBERは静岡県掛川市でDTF出力設備を運用し、業者・法人向けの転写シート出力、入稿確認、プレス条件の相談を受けています。未確定の項目があっても、用途・素材・枚数・使用日から整理できます。
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