会社のオリジナルTシャツの作り方|担当者が最初に決める7項目

会社のオリジナルTシャツは、デザインから始めるより「誰が、どこで、どのくらい着るか」を決める方が失敗を減らせます。採用イベント、店舗、現場、社内行事では、必要な見え方も洗濯回数も異なるからです。

結論:最初に決める7項目は、目的、使用日、予算、枚数、サイズ、素材、追加注文方法です。この7項目を一枚の表にすれば、社内確認と見積もりを同じ条件で進められます。
会社 オリジナルTシャツの選び方・確認手順の全体像

この記事では、OUT NUMBERが相談時に確認する順番をもとに、担当者が今日決められることと、現物確認が必要なことを分けて解説します。素材や加工条件で結果が変わる項目は、断定せず商品表示と実物を優先します。

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最初に決めるのはデザインではなく、着る場面

最初に決めるのはデザインではなく、着る場面の確認イメージ

用途が違えば、優先順位も変わります。展示会なら遠くから社名が見えること、店舗ならエプロンで隠れないこと、屋外作業なら汗と乾きやすさが重要です。

着用場面先に確認することデザインへの影響
展示会・採用来場者からの見つけやすさ背中や胸上に大きく社名
店舗・接客洗濯頻度、エプロン隠れない胸上・袖を検討
現場・作業装備、熱、動作縫い目や装備を避ける
社内行事着用後も使うか普段着にしやすい配色

OUT NUMBERの確認順:用途と使用日を聞いた後に、枚数・素材・プリント位置・データを整理します。完成データがなくても、ロゴ原本と使用場面が分かれば相談を始められます。

担当者が整理する7項目

担当者が整理する7項目の実務チェックイメージ
  1. 目的:統一感、案内、販売、記念のどれを優先するか
  2. 使用日:納品希望日ではなく、実際に着る日
  3. 予算:商品・加工・送料を含む総額か、1枚単価か
  4. 枚数:サイズ別内訳と予備数
  5. サイズ:商品ごとのサイズ表と試着の要否
  6. 素材:綿、ポリエステル、混紡を着用環境で選ぶ
  7. 追加注文:品番、色、データ名、前回注文を残す

社内承認では、モック画像だけでなく「Tシャツの品番・色・印刷サイズ・位置」を併記します。位置は「左胸」だけで終わらせず、襟や中心線からの距離を校正時に確認すると認識差を減らせます。

相談前に用意するもの

  • ロゴの元データまたは最も大きい画像
  • 用途、使用日、概算枚数、サイズ内訳
  • 希望色と、避けたい色
  • 追加注文の可能性

相談から納品まで:担当者が止めない8工程

工程担当者が確定するものOUT NUMBERへ渡すもの
1.目的接客・展示・現場・販売着用場面の写真や説明
2.使用日実際に着る日希望受取日
3.概算予算上限と枚数サイズ別の仮内訳
4.商品素材・色・品番候補または必要条件
5.データ社内で使用可能なロゴ元データ
6.校正位置・実寸・文字修正を寸法で回答
7.生産最終数量承認済み校正
8.保管再注文担当品番・データ名・注文日

日本オリジナルTシャツ協会の制作相談室も、製作前に見積もり、オプション、第三者権利を確認するよう案内しています。会社案件ではこれに「社内のロゴ利用承認」と「追加注文の管理者」を加えると、発注後の差し戻しを減らせます。

公開事例で確認できる数量・仕様・追加生産

OUT NUMBERの東京ゲームショウ2024出展企業の公開事例では、販売用2種類とスタッフ用2種類の計4種類を、シルクスクリーンとインクジェットに分け、個包装して納品し、その後に増産依頼も受けています。これは「全員同じTシャツ」に固定せず、用途別に仕様を分け、再生産できる記録を残す必要性を示す実例です。

別の浜松のイベント公開事例では、デザインとサイズ別枚数の確定後、7.4オンス長袖Tシャツ60枚をDTFで約1週間で制作しています。ただし同じ日数を保証するものではありません。在庫・データ・加工箇所・混雑状況が異なるため、使用日を起点に見積もります。

社内承認用チェック表

  • 総額に商品・加工・送料・個包装などのオプションが含まれるか
  • ロゴの権利者と使用可能な色・余白を確認したか
  • サイズ別内訳と予備数を二人で照合したか
  • 追加注文時に同じ品番がない場合の承認者を決めたか
  • 納期は確約ではなく、在庫確認後の回答になっているか

4種類を1案件で管理するときの分け方

東京ゲームショウ事例のように販売用とスタッフ用が分かれる場合、発注表を「用途/商品/色/サイズ別枚数/加工方法/包装/納品先」に分けます。デザイン名だけで管理すると、同じロゴでも販売用とスタッフ用の包装や数量が混ざります。校正ファイル名にも用途と日付を入れ、承認済み以外を生産用フォルダへ置かない運用が有効です。

例外条件と止める判断

  • ロゴ利用許可が確認できない場合は印刷へ進めない
  • サイズ内訳の合計と請求枚数が合わない場合は再集計する
  • 使用日に間に合うか在庫確認前なら、納期を確約しない
  • 前回品が廃番なら、似た商品へ無断変更せず再校正する
  • 販売用は品質表示・包装・検品条件をスタッフ用と分けて確認する

予算の匿名モデルを作る場合も、架空の単価は置かず、「商品費+加工費+送料+個包装+校正等」の見積項目を比較します。数量が変われば加工方法や単価条件も変わるため、10枚・50枚など実際に想定する数量ごとに加工店から見積もりを取得してください。

現行検索結果と本記事が補う範囲

比較1:日本オリジナルTシャツ協会の制作相談室が扱う範囲は、見積もり、オプション、著作権・商標、サンプルなど、一般の発注者が制作前に確認する事項です。本記事が補う差分は、会社案件に必要な社内ロゴ承認、用途別の仕様分け、追加注文の管理者と台帳まで担当者向けに落とし込む点です。

比較2:ミズノの法人ユニフォーム導入フローが扱う範囲は、ヒアリングから企画、デザイン、生産、納品までの法人ユニフォーム導入工程です。本記事が補う差分は、小ロットのオリジナルTシャツを前提に、数量・使用日・予算・サイズ内訳を社内で確定するチェック表と公開事例の適用限界を示す点です。

公開事例で確認できない範囲・適用限界

東京ゲームショウ事例と浜松イベント事例から確認できるのは、当時の用途別仕様、数量、加工方法、納品・増産の事実です。会社内の承認に要した日数、予算上限、全案件の標準納期までは公開されていないため、本記事はそれらをOUT NUMBERの一般実績として補いません。

会社 オリジナルTシャツのよくある質問

会社 オリジナルTシャツのよくある質問と確認項目

デザインが完成していなくても相談できますか?

はい。ロゴ原本、用途、印刷したい位置が分かれば確認を始められます。文字の打ち直しや画像品質の確認が必要な場合は、作業範囲を先に整理します。

社員のサイズをどう集めればよいですか?

商品ごとのサイズ表を配り、手持ちのTシャツを平置き採寸して比較してもらう方法が実務的です。人数が多い場合は試着用サンプルも検討します。

追加注文に備えて何を残しますか?

ボディ品番、色、サイズ内訳、プリント位置と実寸、確定データ、注文日を残します。担当者が変わっても同じ条件を再現しやすくなります。

納期は何日前までなら間に合いますか?

仕様・枚数・在庫・混雑状況で変わります。使用日を先に伝え、校正や入稿確認に必要な時間を含めて個別に確認してください。

相談時に「用途・使用日・概算枚数・候補商品・ロゴまたは画像」を送っていただくと、確認が早くなります。決まっていない項目は空欄でも構いません。

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